修理速報
iPhone7Plusの水没・・・そもそもiPhoneの防水性能ってどうなの?
本日の修理速報は「iPhone7Plusの水没」
皆さんiPhoneの防水性能、どの程度の性能があるかご存知ですか?一応CMなどでは海で遊んだりプールに浸けたりして、いかにも「完全防水ですよ~!!すごいですよ~!!」とアピールしていますが、実はそうでもなかったり・・・。
実際今までご依頼いただいた多くの方々の水没端末を見てきましたが、「画面が全く割れてもいない、一度も落とした形跡もない綺麗な端末」ですら、一度湯船に落としただけでお湯が端末内部に浸入し水没してしまったケースもあるのです。防水と言えども機械は機械、不必要に水辺の近くに持ち込まないようにしましょう。
話は少し逸れましたが本日のお客様がお持ち込みされた端末の状態がこちら・・・
う~ん、これは・・・かなり割れちゃっていますね・・・。いくら防水携帯でもここまで割れてしまっては水の浸入を防ぐ手立てはありません。更にこちらの端末、浴槽に落してしまったらしいのですがその時間なんと10秒。一瞬浸かってしまっただけでも危険な状態なのに10秒も浸かってしまっては内部がショートしている可能性はかなり高くなります。現状全く電源がつかずうんともすんとも言わないこの端末・・・果たして修理は出来たのでしょうか?
まずは内部を確認するために開封・・・
あらら・・・完全に濡れちゃってますね。これでは電源もつけられません。内部の基盤などをすべて外して隅々まで清掃していきましょう。
ここでチェックポイント!!端末の内部にはいくつか白いテープが貼っています。これは水没確認の際に非常にカギとなるテープで、白が赤に変色していると水に濡れた証拠となります。こちらの端末を確認してみると・・・
うん、まぁ見るまでもないですが真っ赤に変色していますね。当店の場合、この状態では復旧できたとしても部品の保証がお付けすることが出来ませんのでご注意ください。
さぁ、基盤の清掃も終わりいざ電源ON!!・・・・・・・・・・ダメか(´;ω;`)ウッ…
しかしここで諦めるわけにはいきません!!
バッテリーや液晶、充電口などを新品に交換して再度挑戦!!・・・・・・・・・・ダメでした(´;ω;`)ウゥゥ
ここまで検証してもダメということは完全に基盤がショートしてしまい復旧不可の状態になっていると思われます。お客様に詳しくご説明させていただき端末をお返しさせていただきました。
皆さんももし故障や水没をされたら早急に修理に持ち込んでください。修理は時間との勝負です、早ければ早いほど復旧率は高まりますので、まずは見積もりだけでもお電話くださいませ。